工法名 | 漏水箇所 | 漏水形態 | 適用できるピングラウト工法の種類(注) | 適用のポイント・留意事項 | |
---|---|---|---|---|---|
山岳工法 | 在来工法 (矢板工法) |
アーチ覆工・側壁 | 複数のひび割れ からの漏水 |
S−H工法 | *基本的に導水工法と併用する。 *微細なひび割れで、漏水量が少ない場合は「A−1工法」を適用する。 *コンクリートの巻き立てが100o以下等薄い箇所は「S−H工法」は適さない。 ・ひび割れが堆積物等で目詰まりしている場合は「A−1工法」を適用する。 |
A−1工法 | |||||
単一のひび割れ からの漏水 |
S−H工法 | ||||
A−1工法 | |||||
豆板等からの漏水 | S−J工法 | *基本的に導水工法と併用するが、炭素繊維補強の下地などでは止水注入が要求される。 | |||
横断目地 | 目地からの漏水 | (適用しない) | *注入・止水しても所定の効果が得られない場合が多い。 | ||
水平打継 | 打継目からの漏水 | (適用しない) | *注入・止水しても所定の効果が得られない場合が多い。 | ||
標準工法 (NATM) |
アーチ覆工・側壁 | 複数のひび割れ からの漏水 |
S−H工法 | *NATMでの漏水箇所については、ピングラウト工法単独での適用は避ける。 必ず排水対策(水抜き孔など)を併用する。 *微細なひび割れで、漏水量が少ない場合は「A−1工法」を適用する。 ・ひび割れが堆積物等で目詰まりしている場合は「A−1工法」を適用する。 |
|
A−1工法 | |||||
単一のひび割れからの漏水 | S−H工法 | ||||
A−1工法 | |||||
豆板等からの漏水 | S−J工法 | ||||
横断目地 | 目地からの 漏水 |
(適用しない) | *注入・止水しても所定の効果が得られない場合が多い。(施工は極力避ける) | ||
シールド工法 | ー | セグメントからの漏水 | (適用できない) | *RCセグメント以外は適用できない。 | |
RCセグメントからの漏水 | S−H工法 | *スマート止水工法で適用できる。 | |||
二次ライニングとしてのコンクリートからの漏水 | S−H工法 | (*二次ライニングとしてのコンクリート巻き立てに対しては、NATMと同様の扱いになる。) | |||
A−1工法 | |||||
開削工法 | 四面コンクリート部分 | ひび割れ からの漏水 |
S−H工法 | *鉄筋防錆の観点から、深部まで注入できるスマート止水工法の各工法を標準とする。 | |
豆板等 からの漏水 |
S−J工法 | ||||
打継目 からの漏水 |
S−U工法 |
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町1-3
日本橋ニシキビル6F
TEL 03-3663-9215
FAX 03-3663-8964
E-mail:info@pingrout.com